風営法対象外プレイヤー

徒然なるままに @fies6928

デジタルの良さ、アナログの良さ。(だいてんしにお

~元祖の良さ~

4年程前まで俺はMTGを触ってました。今でもwikiはたまに見ます。

やってた当初一番魅力に感じていたのは、プレイ中の対戦相手との”駆け引き”でした。勿論COJでも駆け引きはありますが、アナログでしか味わえない大きな要素に最近気が付きました。

デジタルなCOJだと「場のカード、CP、手札の枚数、捨て札、(相手のインセプがある場合)こちらのアクションに対するタイムラグ、残ラウンド数、ジョーカーゲージ、思考時間」等が”情報”になり、そこから戦略を練っていくのが殆どだと思うんですが、アナログである本来のTCGは目の前に対戦相手がいる訳で、つまりは上記のリソース以外の「表情、言葉、しぐさ等によるブラフ(はったり)」が大きな要素として絡んでくるんですよね。

(ちなみにMTGではブラフは規定で「非公開の情報に関する発言は、あらゆる意味において、正確である必要はない。非公開の情報の内容を含むブラフは、ゲームに不可欠である。」と認められています。程度は弁えないといけませんが)

COJの場合、相手のターンに妨害する手段が一部インセプやトリガー、ユニットのPIGくらいしかない上に、インセプに関しては大抵のデッキが投入枚数も少なくその中から使用率の高いもの(実用的なもの)と考えるとかなり絞られる、読まれてしまう事も多いと思います。勿論それを逆手にとってのプレイングやカードの採用もありますが、あくまでユニットがゲームメイクのメインであるCOJではその言わばサポート枠を定石から外すのはリスキーで中々踏み切れなかったり。(トリガーゾーンに上限がある点も要因)

それぞれ全く違うTCGである為、単純に比較してもあまり意味のない事かもしれませんが例えばMTG内での青は「呪文、効果を打ち消す」「場のカードを手札に戻す」「行動権の消費、回復」「カードドロー」「デッキ破壊」等戦略も非常に多彩で、そこにはブラフという要素が付き物でした。相手が何をするにも「これ通りますか?」とこちらの許可を得ないとならない。その様から名付けられたパーミッション(許可)というデッキは青の代名詞と言って差し支えないでしょう。

その妨害カードが手札にあるにせよ無いにせよ、それが常にあるかの様にマナ(CP)を残してターンを渡し、そう振舞うのです。そして相手がおそるおそる出すカードに、実は何も対応できない場合でも不敵な面持ちで、肩でも竦めながら「・・・まぁそれは通しましょう」というこのスタイル、これぞ正にTCGブラフの真骨頂。

俺はこのブラフという要素がアナログであるTCGゲームの大きな醍醐味と思ってます。

 

~新鋭の良さ~

COJはデッキもダイスもライフカウンターもメモもランチョンマットも必要ない、必要なのはaimeカードとエナジーと高さ調整が出来る椅子。指先一つで全国オンラインマッチ。美麗なビジュアルで動くユニット、台詞、演出・・・そして基本プレイは無料(時間経過によるエナジー回復)

等など、俺もCOJに魅了されたいちエージェントなので枚挙に暇が無いんですが、アナログと比較した場合で見ると、「デジタル故の手軽さ、対戦の敷居の低さ」と「コンピューター処理によるイカサマや一部モラル違反なプレイの阻止」かなぁと思います。

例えばMTGには覚えても尚少し複雑な「スタック」と呼ばれる能力や呪文の解決順処理があるんですが、そこはアナログ、当人同士で処理していかなければならなくて。

これが例えば対意地悪なプレイヤーだと、「何もない?てことは今優先権放棄したね?じゃあこの能力が解決して君のクリーチャーは全部死んだね、はい俺のターン」みたいな事がよくあるんですね。特に大会で。実際昔の俺バカだったから、しこたまやられてたんですよね(笑)

COJで例えたらそうだな・・・「毘沙門?うん出たね、じゃあ俺のウンディーネの能力が発動して、進化出したから2ダメね。はい俺の勝ち。惜しかったねー」みたいな感じかな?

まぁアナログの公式大会ではそういうトラブル回避の為にジャッジがいるんだけど、対面であるが故に(特に初心者は)そういうのに萎縮したりする人もいるし全ての問題を正しく解決できるって訳でもないし。

あ、COJにも処理のバグあるじゃんってのは、まぁ置いておいて。

 

後はデジタルアナログ関係無いんですが、COJにおけるレシオ制、DOPシステムは凄く面白いと思います。だからこそそのDOPを全く無視したアルカナカップ予選は少し残念でした。せっかく本戦にシールド戦っていう楽しそうなルール入れてるのに予選一発勝負のガッチガチってどうなん?って。せめてサイドボード含めた2本先取制とか出来なかったんかな?って。

話は逸れましたが、やっぱりTCGって戦うのもそうですが、デッキ組む時にあーでもないこーでもないって悩むのもひとつの大きな楽しさ面白さだと思うんですよ。COJは「メタ、デッキパワー、DOP」この3つを気にしながら細部を調整するの本当に楽しいんですよね!!気が付いたらラボじゃなくて10EN払ってデッキ編集しちゃってるし。DOP更新って毎回わくわくしますし!!

 

 

ここまで書いて何ですが、最初は書き始めのタイトルが「だいてんしにおおきなおともだちができました」で、こないだラウンドワン半道橋店で立て続けにガブリエル5枚引いた実話を元に、ある夜俺にがぶりえる達5人が舞い降りて、立て続けに俺のデビルウインナーをカパエル、たまらずオーバークロック、すかさずえんじぇりっく・きゅあー、みたいな・・・そしてガブリエル希望により急遽ミカエルお姉さまに見られながらのプレイになり、そうして幸せのあまり・・・そのターンの終了時、あなたはこのゲームに勝利する。

みたいなSS書こうと思ってたんですけど。

ガブリエルのコラ画作る途中でめっちゃ罪悪感に襲われて辞めました。

 

毘沙門は俺の代わりに業踏んでガブリエルに謝罪して。

 

では