風営法対象外プレイヤー

徒然なるままに @fies6928

ふぃえログ①〜鹿児島ラーメン大黒 豊後辛麺 岩本〜

鹿児島ラーメン大黒

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他県の方にはあまり知られていないかもしれないが大分も意外とラーメン激戦区で、十数年前より急速に勢力を拡大したゴールドプランニング系列(麺堂香、太一商店、馬力屋、味噌乃家など)をはじめ様々なラーメン店が密集している。

流行りとしては豚骨一強で、久留米ラーメン等の端正な豚骨よりかは一骨屋系列が売りにしている泡系の濃厚豚骨(福岡に比べ塩辛い)や醤油豚骨が強いイメージ。

塩や醤油は、出してる店がないことも無いが・・・といった感じ。

 

そんな中で古くから営業を続けている(らしい)こちらの店。

場所は10号線の羽屋交差点を宗方方面にまっすぐ進み、途中にある"まる重"や"太一商店宗方店"の誘惑を振り切り、トライアル稙田店の手前を右に入る(よく見ないと通り過ぎてしまうので注意)。

メインのラーメンには白・黒・赤があるが、一番のおススメは黒ラーメン。

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元々鹿児島ラーメンを食べた事が無く定義も不明だが、こちらの黒ラーメンは少なくとも鹿児島ラーメンでは無いと思う(黒マー油にニンニクの面持ちは完全に熊本のそれである)が各具材と豚骨、マー油が渾然一体として確かな一杯となっている。麺も自家製細麺で特に替玉以降はスープによく絡む。トッピングは辛ネギがオススメ。

卓上におろしにんにくやゴマもあり、油の香りが食欲そそる人気の辛子高菜もある(単品販売あり。卓上に無い場合は店員に頼めばもらえるが食べ残しはしないように注意)ので、替玉以降はカスタマイズでより光る一杯に。

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他にも⬆︎のようなフェアメニューや、自家製餃子や炒飯、カレー等セットメニューも豊富。肉汁溢れるジューシーな餃子は是非頼んでみてください。

 

最後にこの店の名物(だった)ペッパー君に哀悼の意を表し、彼の生前の画像をいくつか貼って終了させていただきます。

店員からは邪魔がられ、会計している客に世界情勢の話したり、閉店間際で充電が切れそうになると叫び出したり、或る日は理由はわかりませんが強制的にオフにさせられていたり。

そんな彼を、僕はきっと多分おそらく忘れない。

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ふぃえログ 3.8

 

 

 

・豊後辛麺 岩本

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大黒と変わりこちらは約2年前にオープンしたばかりの辛麺屋さん。

大分で辛麺といえば(都町にピリ辛亭、府内町にカプサイシン等他にもあるが)やはり発祥の地宮崎延岡からやってきた辛麺界の雄"辛麺屋桝元"である。こちらと比較せざるを得ない。

桝元は大分本店を2013年に大分南店を2016年にオープンし、その後も中津店別府店と続々とオープンさせ、着実に勢力を拡大させ大分に辛麺包囲網を築きつつある。

僕も2回目に食べたトマト辛麺にすっかりハマってしまった口でよく足を運んでいたが本店しか無かった頃は平日でも開店前に並びは当たり前、開店後30分程で駐車場は満車になる程の盛況ぶりだったのを覚えている。

そんな環境の中で突如現れた新星がこちらの岩本だった。

そして何よりも驚いたのは行きつけのゲーセンであるフリッパーズクラブの店舗一部を改装して出来たのがこの辛麺屋だったという事。

なので場所は下郡バイパス沿いのフリッパーズクラブを目指して貰えば敷地内にあるのでわかりやすい。

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メニューで特筆すべきは"石焼雑炊"だろうか。熱々の鉄鍋にスープをかけて雑炊風にして食べる。猫舌の自分にはちと熱すぎるが辛麺スープとおコゲを味わえるのは面白い。唐揚げは大ぶりで中々の味だが餃子はごく普通なのでオススメしない。

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肝心の辛麺の特徴は"旨味深いダシ"にある。

桝元は醤油ベースのどちらかというとラーメンに近い味の出し方だが、こちらはうどんやそばに通じるホッとさせる優しいダシの味だ。桝元と上手く差別化出来ている。

果たしてそのダシベースで辛麺としてのバランスはどうか、挽肉ニラにんにく唐辛子という主張の強い奴らとダシが合うのかと言うと、これが食べてみると不思議と合うのだった。

ガッツリ食べるというよりかは飲んだ後や寒い日の夜にゆっくりレンゲですすって肩を撫で下ろしたくなるダシは、桝元に無い強みとも言える。こちらの方が好みという方も(特に女性)多いのではなかろうか。

麺に関しては他にない"全粒麺"をイチ押ししているが、ミスなのか一度だけデロデロのやつを出されたのであまりオススメはしない。

ふぃえログ 3.4

 

・おまけ

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辛い物を食べた後は横にある"川の駅 宗麟大橋店"のソフトクリームがオススメ。画像は通常サイズのミルク、カップで220円。

かなりサイズがデカイのでミニ100円の方が良いかもしれないが何故かコーンのみしかない為溶けて手がベタベタにならないように速攻で食べる必要アリ。

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川の駅もフリッパーズクラブの店舗を改装して作られており、3店舗は通路で繋がっている。

更に2Fは学習塾(何とゲーセンと地続きに塾があるという)があるという、塾で出来ない音楽や体育の授業も隣の建物で可能という隙のなさ。

しかし同敷地にゲーセンに辛麺に塾に道の駅って、何が何だかの布陣である。

子供達は果たして何を覚えて家に帰るのか?立ち回りとか?

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塾の入り口。右側が道の駅、上に塾、左はゲーセンである。

 

では