風営法対象外プレイヤー

徒然なるままに @fies6928

ギタドラHIGH-VOLTAGEまとめ

ギタドラHIGH-VOLTAGE 1周年まとめ - 風営法対象外プレイヤー

(↑HIGH-VOLTAGE1周年まとめはこちら)

 

 

こんにちは。

掴みを1日考えましたが何も思い浮かばなかったふぃえすです。

早速本題に参りましょう。

 

■HIGH-VOLTAGEまとめ

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(細かいとこ間違えてる可能性大なので参考程度にお願いします)

 

※今作の新曲数にはコナステ連動曲やギタコンプレミアムモデル特典の12曲も含まれています。

 

12/9、最早ギタドラ恒例となった稼働5日前告知により12/14に"GITADORA FUZZ-UP"稼働開始のアナウンスが発表されました。

前作NEX+AGEが567日という約1年半もの長期稼働でしたが、結果今作はそれを上回る"602日"約1年8ヶ月の稼働となりました。

稼働期間でいえばTri-Boost(2015/04/21〜2016/12/14)と日付まで全く同じ。

(Tri-BoostはRe:EVOLVEを合わせると約2年半以上のダントツ最長稼働ですが)

 

まずは良かった点を挙げていこうと思います。

 

 

■ここが良かったよHIGH-VOLTAGE

UNDERTALEからの楽曲収録

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→fangamerでキャラTシャツ買い揃えるくらいの原作ファンなので公式のアナウンス見て久々に声が出ました。アレンジに関しても3曲共原曲準拠で文句無し。

Last Goodbyeに関してもAkhuta氏のラストワーク、そして今作最後の追加曲としてのチョイスかつ原作のスタッフロールをギタドラ作品verに変えていたりと中々粋な事するやん!と感動しました。

解禁不要でシャッターやキャラクター演出まで用意してくれたりと、本当このコラボに関しては制作チームよくやったそしてありがとうと心から感謝する他ないです。

 

他機種には既に入ってる代表格の名曲達がまだまだたくさんあるので来作もこのコラボ是非続いて欲しいですね。

 

 

致命的なバグや不具合が無く新曲追加も滞らずに行われた点。(前作に比べて)削除曲が少なかった点。

→上記2つに関しては当たり前ちゃ当たり前なんだけどそれが難しいのがBEMANIシリーズ。稼働初期に1つや2つの不具合(主にフリーズ)はあるものですが、今作は少なくとも自分がプレイした中ではそういった事は無かったように思われます。結構珍しい。

曲数に関しては稼働期間の違いはあれど30曲近くは増えた結果に。ただこの内訳にはコナステ連動曲等計12曲も勘定してます。

それでも昨今の制作チームの状況を鑑みて、花丸とはいかないまでも二重丸くらいはあげて良いのではと思います。

削除曲も前作が異常といえばそれまでですが、11曲ならまぁ半分以下にはなってるわけでマシにはなってるな、と。

 

 

■ここがダメだよHIGH-VOLTAGE

(前回ブログであらかたは書いているので、今作稼働終了が分かった今だからこそ触れられる点において書きます)

 

 

コナステ連動曲やギタコンプレミアムモデル特典の計12曲について

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このコナステ連動曲達の産み出した功罪は、他機種のそれとは比較にならない程大きなものだったと思います。

 

まず結果から言って、これらは"コナステ購入者限定特典曲"と明記してアナウンスすべきだったと思います。

 

この12曲においては「コナステでの該当楽曲パックの購入、ベーシックコースの加入、ギター専用コントローラー購入者"のみ"アーケードにて先行プレー可能な解禁曲」であって、結果として「未購入者でもいずれ同作品内でアーケード単体で解禁可能になる先行解禁曲」では無かったわけで、そこまで詳細に明記しないと誤解を生みやすい要因になってしまう。

 

現状スキル上げがメインの楽しみ方であるギタドラにとって、その楽曲が作品内で解禁出来るか否かの情報が如何に重要なファクターかは語るまでも無いと思うのですが・・・次回作でPフリー導入するくらいだし。

(作品を跨げばスキルがリセットされる、HOT枠か旧曲枠かでも対象入りするかどうかが変わる、難易度改変でも同様)

スキルが絡むと他機種での(あくまでも該当楽曲が先行プレイ出来る)という+アルファだけの要素に留まらない影響が出てしまう、極論言うと"課金でスキル差が出てしまう"という状況を作り出してしまったのは非常に不味い

ただでさえ新要素の無いマンネリ感著しい昨今のギタドラの中で、大半のインカムを担うスキルシステムという根幹のやり込み要素に対し"課金"の要素を捩じ込まれてしまうと、真摯に向き合っていたプレイヤーこそ馬鹿らしくなり離れていってしまうのでは無いかと危惧してしまいます。

ましてその課金額も、コナステ環境があればまだしも先行解禁の為だけに払うにはあまりに高額な訳で(特にギタコン特典のロング3曲)。

 

それでいて詳細は知りませんが何やらアカウント関連でダーティーな"抜け道"があるみたいだし、その脇の甘さもそれはそれでまともに購入した人達に対して失礼だし、何だかなあとなりました。

 

ギタドラならセッションでやらせて貰えるじゃん!といっても、基本的には臨む達成率まで粘着する事が必要なゲーム性であるからして、プレー料金や時間の負担何よりその付き合ってくれる相手を探す点も含めてその問題点がセッションで全て解決出来るかといえば現実的で無い場合が多いと思われます。

 

 

他には要望として、

バトルモードのテコ入れ

ギタフリ側をV準拠(オプション選択可)にする。店内バトル可能にする。やり込み要素やイベント追加。

解禁イベントの刷新

もうMUSICIAN'S ROADとスコアチャレンジ

はやめてください。今作だけで一生分のSing A Wellやった気分。

ムービーのON/OFF若しくは背景を暗くする機能追加

→Pフリーの前にこの機能が欲しかった。繋ぎゲーなので集中力を切らさない為に極力画面の明暗やエフェクトを排除出来ると助かる。

 

この辺りですかね。

 

 

 

最後に今作のMVM賞を発表して終わりたいと思います。

 

ちなみに1周年時点でのベスト5は、

1.The Splendid Expression

2.半宵とケイオス

3.Clove

4.RISE UP

5.Snowmelt

でした。

 

 

 

 

 

今作のMVM賞は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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嘘 feat.ピコ

でした。

 

 

では

 

 

ギタドラHIGH-VOLTAGE 1周年まとめ

(良かったら前作NEX+AGEまとめも見てね)

ギタドラNEX+AGE 個人的感想 - 風営法対象外プレイヤー

 

 

 

そう、

それは遠く無い未来の確かな予感だった。

 

 

不可避故に運命であり、

不可逆故の悲しみであり、

不可分故に喜びである。

 

 

 

 

こんにちは。

あの出会いから1年と少し。

ウマ娘の課金が遂に24万に達しました。

ふぃえすです。

 

 

去年の積立NISAの増益分が2万ちょいだったんで、このままの計算でいくと56歳くらいには積ニーで課金額をペイ出来そう。

 

56歳?

罪ニー??

 

 

 

■HIGH-VOLTAGE

4/21で稼働から1年が経ちました。

前作NEX+AGEが567日という約1年半の長期稼働だったので、比べると"もう1年か"とあっという間にも思えてしまう不思議。

でも1年経てばデラなら間違い無く次回作になってますけどね。

(人気No.1の花形シリーズと比較するのも可哀想だけど)

 

という事で途中経過での感想とまとめを。

 

 

■曲数比較

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※前作データ同様手計算故細かいミスあるかもしれません予めご了承ください。

今作の新曲数にはコナステ版やギタコンプレミアムモデル特典の7曲も含まれています。

 

こうして見るとまず版権曲が現時点で上回っててええやん👍ですね。何時の世も音ゲーの新規プレイヤー獲得を目指す上で一番の訴求力になり且つ作品存続に不可欠な事が"魅力的な版権収録"だと思っているのでこれは素直に評価。

他社と比べると今更感は否めませんが、YOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。の楽曲収録は特に素晴らしい。(YOASOBIはカバーですが)

 

アンコールプレアン曲、こちらは前作が極端に少なかった事を考えると1年経過時点で実質5曲

というのは少し不安。

前作を経ているので慣れてしまってる部分もあるのかもしれませんが、前々作のEXCHAINは約1年で16曲だった事を忘れてはいけません。

勿論コロナ禍前後の比較となる事を考慮しなければなりませんが、では同時期稼働した他機種との比較とするとどうかと言うと・・・その要因はやはり情勢だけでは無いように思えます。

 

復活・移植曲に関してはどちらも減少。

復活曲も年々母数が減る訳で、その中でのチョイスと新規譜面を作成する労力を考えると軽々においもっと頑張れよ◯◯はよやらせろや!とは言えませんが、一言"制作チームさん、もういい加減アノ曲復活させて良いんじゃないですか?"と言いたくなります。どの曲とは言えないけど。

出来ない?

でも俺はそれがしたい。

移植曲はおおきなこえでの移植が意外且つドラム譜面が衝撃的でした。

 

削除曲は4/21現時点で9曲。

曲数で言えば1/3ですが多くのプレイヤー、特にドラムプレイヤーにとってスキル面で多大な被害が出たThrough the Fire and Flamesの削除はまだ記憶に新しいですよね。

有名洋楽且つ高難度譜面として初出V6から今まで第一線でギタドラを引っ張ってきたと言っても過言では無いスルーの削除はこれからのギタドラにとって非常にダメージが大きい選択だったと思われます。

版権料や年次契約等の仕組みは全くわからないのですが、本当に削除は正しい決断だったんでしょうか?

 

 

■HIGH-VOLTAGE不満点

 

参加コンポーザーの減少と特定コンポーザーの多用

 

→前作に引き続きYvya氏とあさき氏の酷使とも見える楽曲の連投提供が目立ちます。

両氏の楽曲のクオリティに関しては文句無く好きなコンポーザーの曲が増える事は勿論嬉しい。しかしどう見ても二人を起用し過ぎ。いちプレイヤーとして二人が心配になります。

 

メインイベント"MUSICIAN'S ROAD"

 

ミュージシャンライフを体験できる新解禁イベントと言う触れ込みで始まった同解禁イベントは蓋を開けてみれば"ひたすら目押しでクエストマスを避けたりステータスを均等化する謎すごろく"でした。しかも長い。

一番の問題点は最終楽曲解禁までかなりのクレ数を必要とするのにパラメータブースト等の補助が無い事だと思います。

これだと期間後半に一気に解禁を進めようにも時間が足りず諦める事になるプレイヤーも出てきそう。

現状見るに解禁を逃すと次回作中〜後半の復刻解禁イベントを待つハメになりそうだし、更なるプレイヤー離れの負の連鎖が予想されます。

 

一部楽曲の難易度設定

 

夜に駆ける紫Dの気持ち良いくらいの逆詐欺っぷり(いつかのカニデイ黄Bのよう)が有名ですが、個人的に酷いと思ったのはImmersed紫Bですね。いくら何でも7.0は酷すぎる。

他にもマチュピチュ紫Gや和風インザ洋風紫B等、細かい所まで挙げれば枚挙に遑が無いです。

 

 

■総評

やはり"ギタドラ制作チーム、大丈夫か?"と不安視せざるを得ない状況は前作から変わってない、というかより深刻になっていないですかねこれ??

インカム不足による予算人員不足、この負の連鎖から抜け出せていないと予想されます。

前作NEXTADIUMのような腕前を競うようなイベントも目新しいイベントも無く、従来のスキルメインの遊び方には謎査定の難易度と重い解禁イベントが立ちはだかり・・・。

どうにか制作環境にテコ入れをして、もう一度あの輝かしい時代のギタドラ(V3〜V5期)のように勢い付いて欲しいなと願います。

 

 

 

最後に今作の好きな曲ベスト5を書いて終わりたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

1.The Splendid Expression

→キャバ嬢か言うくらい俺の琴線ベッタベタに触れてくるエモさ。ノスタルジア音源も是非聴いて。

2.半宵とケイオス

→PON歌唱シリーズ最高傑作。この路線で進んで欲しい。

3.Clove

→SYUNNギターインストにハズレ無し。不穏な進行のまま突き抜けるギター譜面は今作一の抜群の演奏感。

4.RISE UP

→教科書的というか"ギタドラらしい歌モノ"のお手本のような曲。こういう曲がギタドラにはもっともっと必要だと思います。

5.Snowmelt

→Saiph、永と悩んでこちらをチョイス。あまりにもギターが泣ける。

 

 

では

 

2021 雑記

ご無沙汰しております。

人間関係に於いてベストエフォート方式最善、最大の結果になるよう努力するが、必ずしもその結果を保証しない)を取り入れたふぃえすです。

2022はこの方針でムーブしていきます。

 

 

■2021

統括としては良くない年でした。

先に書いておきますが楽しい話題はありません。

音ゲーウマ娘の話題もありません。

 

 

体調

年始めから慢性的な疲労に悩まされて、それまでは頓服的にしか飲まなかったキューピーコーワゴールドを常用するようになりました。

常用して初めてわかったんですが飲み続けると身体がその効果ありきの状態になってしまう(効果が続いている状態がデフォルトに設定されてしまう)ので長期的にみても何だか非常に宜しくない気がしています。

かと言って根本的な解決は"運動して痩せて健康的な生活をする"この他に無く、つまり現状は単純に今まで積み重ねた膨大な不摂生の数々に対する至極当然な因果の応報です。

ぐう、の音も出ず、黙して受け入れていく所存で御座います。

いや痩せろや

 

こんなボロボロの状態ながらも新型コロナ始め重篤な病気にかからずに済んだのは本当に運が良かったです。

 

 

仕事

3月に割と大きめな転機がありました。詳細は伏せますが結果的には良い事です。そこに至るまでの色々は一旦置いておくとして。

入職以来ずっと仕事を共にしている10年来の後輩と同時にステップアップ出来たので、約2年振りくらいに二人でこれまでの苦悩を振り返りながら酒を飲んだりもしました。

取り敢えずはひと段落、映画ならばインターミッションを挟んでも良い頃合に思えます。これからどうなるかはわかりませんが今は只目の前に集中してこちらも自らの体調と相談の上でのベストエフォート方式で頑張りたい所存で御座います。

 

 

・人間関係

友人の死があり、その事実に対して自分がどう向き合ってこれから生きていくべきか?という事に答えが出ないままです。

触れない、と言うのは都合の良い現実逃避なだけだと思って、自分で自分の内面を削り掘り起こすようにひたすらに自問自答してました。

これが他の皆もそうなのか?そうでないのか?という疑問が過り、話題に対しての態度や言葉から相手を試すような事をしたりしました。

そんな無意味な事をしてしまうのは、Twitterや日常を見て"自分と同じ熱量で彼の死を悼んでいないように見えて、それが納得いかなかった"からでした。

同時にその裏には"自分が一番彼の事を考え想って苦しんでいる"という身勝手な思い違いも孕んでいて、それを自覚した時に一連の全てが"彼の死を受け入れられていない自分の心の拒否反応と防衛反応の一つ"だった事を思い知らされました。

自分はそうならないと強く決めていたはずなのに、死を受け入れられず拒否する感情、怒りやうつ気分、罪悪感という死別を体験した人の初期プロセスを経てしまっていました。

堂々巡りの果てにふりだしに戻され、更に落とし穴に落とされたかのような感覚。

酷く馬鹿馬鹿しく、そして虚しくなりました。

 

その過程で明確に言葉にして誰かに思いを吐露したり、本音を伝えたりをせずギリギリで踏み留まれていた点だけは本当に良かったです。

自分が覚えていないだけでニュアンスとして言葉にしたり、態度に出ていたりはしたかもしれませんが。

 

そんな自分の中でのくだらない一幕があり、その後から人間関係に対する自分のスタイルやスタンスが決定的に変わってしまいました。

その良し悪しも、いずれ遠くない未来にまた思い知らされる形になると思います。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、つらつら書いていたら年を越してしまいました。

 

今年も宜しくお願いします。

 

 

では

亡き友人へ

第一印象は「こえぇ兄ちゃん」だった。

彼との出会いは共通の知り合いの中では遅めの2011年初旬だった。ギタドラはVシリーズからXGシリーズへの過渡期、前職を辞め職業訓練校でのモラトリアムな日々に浸かっていた俺は余りある時間の殆どを相変わらず音ゲーに費やしていた。その最中での出会いだった。

まともに会話したのがそれから少し経ち知人宅でのタコ焼きパーティーの時だった。見た目はツン気味だが話してみると中々な好青年という印象。

XG2からはホームゲーセンで良く話す様に。大阪で行われたギタドライブにも他の仲間達と一緒に行った。ライブ前日に右目周囲をものもらいにやられてしまい眼帯を付けての参戦に驚きながらも事あるごとに色々と気を遣ってくれたり心配してくれたりした。

 

それからももう数えきれない程の旅と飯と酒とを共にし、10年間で積み重ねてきた繋がりは同好の士を越えた"友人"と言って良い間柄だったと思う。

小学生レベルの下ネタを急襲の如しタイミングで投下し、そして誰よりも早く顔を真っ赤にして笑う彼の笑顔に悔しく思いながらいつも笑わされていた。

 

 

 

その友人が先日亡くなった。

自死だった。

数日前に一緒に飯を食べ音ゲーをし、いつも通りの"お疲れ様です"が彼の最期の言葉だった。

 

 

共通の友人に連絡をする。

皆、わからない事しかわからない。

動転する気持ちとは裏腹に冷静な自分の言葉や態度。

LINEを送る度、通話を切る度、まるで鏡の向こうの自分が勝手に動いているかの様な行動と心理の不一致感に気持ち悪さを覚えた。

 

 

「何故止められ無かったのか?」

「あの時一言声をかけていれば」

「無理矢理にでも現状から連れ出せてやれてたら」

 

 

彼のつぶやきをひたすら読み返す。

彼との記憶をひたすら巻き戻して再生してを繰り返す。

そこにヒントもシグナルもあった。

誰が見ても明らかに弱っていた。

俺に出来る事はあった。

近くにいた俺だからこそ出来た事は絶対にあった。

しかし俺は彼の悩みを真正面から受け止めきる覚悟も余裕も無かった。

 

 

付き合いのある人達にDMやLINEで伝える。

それが終わる度にどうにもならない事を考える。

泣いたってどうにもならないが泣いてしまう。

SNSに溢れる日常の流れに堪えられなくなる。

この現状こそ、彼から俺への罰だと思えた。

 

 

今までありがとうと手を振って別れる。

自分を責めず、前を向いて歩く。

残された想いを受け継ぐ。

 

 

あまりにも綺麗事過ぎると思った。

都合が良過ぎる、と。

しかしこれから生きていく以上必要な過程なのは理解出来た。

 

 

人間は二度死ぬと言う。

肉体が滅びた時と、人々に忘れ去られた時。

俺が忘れない限りは彼は俺の中で想い出と共に生き続けていく。

 

 

検索して見つけ、その時はすぐに消した。唾を吐き掛けたいくらいだった。

しかし4日経ち、ようやくそんな舌触りの良い言葉達も少しずつ舐めてみようかという気になった。

 

 

 

 

 

亡き友人へ。

詳しくはまた墓前で。

今はただ一言だけ。

 

 

ありがとう。

 

 

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ギタドラNEX+AGE 個人的感想

こんにちは。

大分のうまうまうみゃうにゃ 3 2 1 Fight!!ことふぃえすです。

 

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ウマ娘、2ヶ月で約9万課金してしまいました。勿論9万程度では人権は手に入れられず。キャラもサポカもまだまだ足りないものばかり。

俺の残高がばきゅんぶきゅん減っていくよ。

 

 

 

■NEX+AGE

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はい、次回作も今作と同じく「稼働5日前告知(ロケテ無し)」となりました。しかも今回は4/19現時点で目ぼしい新要素の情報も何も無いという。

一応"ミュージシャンライフを体験できる新解禁イベント"なるものがあるらしいですが。あれですかね、表上は音楽性の違いと言いつつその実はボーカルの娘を他メンバーで取り合う内輪揉めでバンド解散したりとか、自分の才能の無さに打ちひしがれてクスリに溺れたりだとか。

それは置いといて次回作。

これについては批判と言うよりかはようやく次回作来てくれたかという安堵の声の方が多いかと思われます。

それもそう、NEX+AGEの稼働日数は2019/10/02〜2021/04/20の実に567日に及びました。約1年半。Tri-Boostに次ぐシリーズ2位の長期稼働でした(Tri-Boostは次作Re:EVOLVEが短めの期間でしたが)。

 

567・・・そう"コロナ"なんだよね。

パンドラの箱はもう開いちゃってるんだよね。

 

 

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次にこちらはNEX+AGEとEXCHAINの楽曲数の比較になります(手計算故細かいミスがあるかもしれませんのでご了承下さい)。

昨年のコロナ禍でのゲーセン営業自粛要請期間による痛手があったとはいえ、約1.5倍稼働したシリーズが新曲総数で負けている

特に顕著なのは音ゲー曲でも花形と言えるボス曲の位置付けのアンコール/プレアン曲、こちらは倍の開きが生じています。

しかも計8曲の内常駐解禁されたのは4曲(内1曲は前作プレアン)かつその中のSlip Into My Royal BloodはCYCLONICxSTORMが出るまでの1年間もの間常駐不可な状態でした。

(解禁不可のMODEL DD13、天泣、Stargazerについてはイベントによる特別プレアン枠。CYCLONICxSTORMは今作プレアンの為次回作にて解禁。でも前作の特別プレアン曲は全部前作中に解禁出来たんだけどなぁ

 

そんなこんなで結論から言うと、NEX+AGEはギタドラというシリーズの先行きに少し不安を抱いてしまうような作品という感想になってしまいました。

長文で書くとどうしても愚痴っぽくなってしまったので大きく気になる点だけ箇条書きであげていきます。

 

 

■NEX+AGE不安・不満点

参加コンポーザーの明らかな減少

→近年は毎作アンコール曲を書き下ろしていた工藤吉三氏【ベイシスケイプ】の不参加、レジェンド泉氏の退社、新曲はYvya氏とあさき氏の連投が目立つ。

 

前作比でオリジナル曲の減少と移植曲・復活曲・削除曲の増加

→削除曲は全て版権曲。版権料や更新時期的な理由もあるだろうが、版権曲の大量削除は特に新規プレイヤーの獲得やライト層プレイヤーのインカムに影響する可能性大。

 

解禁イベントの内容

→一部NexChallenge(バンめしのみのフォルダ)、イベント熟練度関連(対象外のイベントが多く、常にイベントを終わらせているプレイヤーでないと全解禁までにかなり時間がかかった)、短い開催期間・連動解禁との期間重複や過密なスケジュールに足元を見ているベアマークの追加ブースト料金設定(500円)、後期は過去の救済イベントや復刻イベントばかり。

 

一部楽曲の難易度設定

未練タラッタ紫Bなどなど

 

 

全体的なボリュームに関しても、現行稼働している他機種(特にデラやボルテ)と比較して公式や制作チームの熱量や力の入れ様の違い有り有りと感じました。

コロナ禍の影響はどの機種も等しく受けているわけですから、現状を見るとどうしても"ギタドラ制作チーム、色々とヤバいのでは?"と邪推してしまいます。

 

インカム回復の為にもバトルモードをもう一度熱入れてイベントで大々的に取り上げたりシステム周りを刷新した方が良いと思うけどなぁ。取り敢えずギターはランダムスパラン使わせてくれ。

後プレーヤーボードのステッカーと称号も復刻や追加どんどんして欲しい。ひまパンばっかじゃなくてね。

 

 

■ここが良かったNEX+AGE

NEXTADIUM

→正直初めは「そんな事より曲出せや!!」と

乗り気じゃなかった(更新日いよいよ新アンコか!解禁イベントか!と期待してたらNEXTADIUMだけという時期が長かった)ですが、知り合いと競い合えたりスキル的にも思わぬ収穫があったりとやってみると結構楽しかったです。

 

Vシリーズから多数の復活曲

祝Flow復活

これに尽きます。

どれ程待ち侘びたことか・・・。

 

 

 

■スキル

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ギター:8719.06

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ドラム:7665.70

でフィニッシュ。

 

ギターは新曲の難易度査定が全体的に易しめだったので自分が予想していたより比較的早くに虹ネになれました。いちか曲がHOT枠で使えたのも大きかったな。

友人達と旅行中に急遽現れた「天泣」で虹ネ到達した際に天泣にThank youとかいうゴミみたいなダジャレをつぶやいたら読みが"そらなき"らしくてダブルで恥をかいたのが記憶に新しいです。

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旧曲も地力から見ると改心のリザルト(まぐれ)っぽいやつがちらほら。SEASONSや真夏のMotionはNEXTADIUM課題曲でまさかのスキル入りでした。

虹以降もちまちまと更新し続けてましたが8660辺りで一度行き詰まり、気晴らしに始めたスパランタワーで運指力とモチベが向上し結果8719まで持っていけました。アナテマ、打尽、ジェネシス、ヴァネッサ辺りは本当にスパランタワーでの練習の賜物だと思います。有難い。

 

ドラムも左足がヨチヨチながらもオープンゴリ押し打法で辛うじて銀ネに。体力的にも前作は死にまくってたMy HEROをスキル対象入りさせたりと一定の向上がありました。

ただドラムは年明け前くらいからスキル更新的なモチベは皆無になってしまい回数も激変してしまったので次回作は7800目標でモチベも長く保てる様に努力したいところ。

 

 

最後に、ギタドラ共にライバル登録していただいたさせていただいた方各位、本当にありがとうございました。

次回作もよろしくお願い申し上げます。

 

 

では

2020 ふぃえログ大賞(後編)

前編はこちら2020 ふぃえログ大賞(前編) - 風営法対象外プレイヤー

中編はこちら2020 ふぃえログ大賞(中編) - 風営法対象外プレイヤー

 

 

 

お待たせ致しました!

いよいよ2020年度ふぃえログTOP3の発表で御座います!!

 

 

 

 

 

 

3位:とんかつ とん樹(特選上ロースカツ定食 レア)

ふぃえログ 4.7

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映えある(?)第3位の栄光に輝いたのは大分市府内町にある"とんかつ とん樹"さん。

こちらは2017年4月にオープンしたばかりのお店で所謂昔ながらの"美味い安い汚い"みたいな風情ある豚カツ屋では無く、清潔感のある明るくシンプルな造りに壁際には豚の小物等が置かれてあるオシャレな店内です。

市内中心部のビジネス街という立地の良さもありランチタイムは県庁を始め周辺のサラリーマン達でかなり混み合って賑やかになります。

元々とんかつと言うのは時間がかかる料理ですがとん樹では注文が入ってから一つ一つ丁寧に仕込んで揚げる為予想以上に提供に時間がかかる(ロースカツで20分程)場合もあり、これが普通のお店なら自分の貴重な昼休みの時間ととんかつを頭上に浮かべ天秤にかけるところですがとん樹は否!

「オレァな?例え昼休みの時間を使い果たしたとしてもよ?ここのカツが食べられりゃそれで良い。何なら午後からの取引先に遅刻したって構わない。文句垂れてきたらそいつの眼前にこのカツの断面をお見舞いしてやれ!言い訳するよりそっちのが早ぇだろって。・・・ま、つまりそれくらいの気持ちで毎回暖簾くぐってんだ。仕事も飯も同じ、全力で挑まなきゃな」

こんな感じで強制連行した後輩に謎の覚悟の準備を垂れながらも、明日も明後日も企業戦士達は一時の至福を求めとん樹へと足を運ぶのでしょう。(勿論これは完全に私の妄想です)

 

話が逸れたので本筋へ。

使用しているのは大分県国東市の"桜王"というブランド豚で、店内にも色々と説明が書かれていますが正直よくわからない事がわかるという感じ。食べる分には"とにかく拘ってるんだな"という程度の認識でもOKだと思われます。

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つまり良質で安心安全な豚肉なので、こういった状態での提供も可能であるという事。

最早揚げ刺しというかタタキというか、前回のりゅうきゅう丼よろしく「これ、大丈夫?」って思わず引いてしまうような脱法具合違う御機嫌具合なんですが、これがまた臭み無く柔らかく舌の上でトロリと解ける脂の旨みと濃厚な甘み、その一欠片の重厚さたるや!!これでいて量は200g越えのヘビー級と食べ盛りな紳士淑女もしっかり満足出来る食べ応え。

調味料は塩、醤油、辛子、ソースとありますがまずは是非塩で食べていただきたいです。醤油もオススメ。

注文の際は店員さんに小声で「あの、これをレア目に・・・😉」とお伝え下さい。保健所に気付かれては後々面倒な事になる(?)かも知れないのでこれは秘中の秘でお願いします。

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特選ロースカツは約2000円とお高いメニューですが勿論他にもリーズナブルなロースカツ他揚げ物、カツ丼やカツカレー等もありますし昼なら日替わりランチメニューもあります。

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逆に夜専用としてとんてき(土日は昼間も食べられる模様)やおつまみメニューもあり"居酒屋とん樹"としての一面も。このとんてきがまたにんにくたっぷりで酒に合う濃い味のハードパンチャーで美味い!!ふぃえログ4.5を獲得しています。

要事前予約ですが"桜王豚しゃぶ"としゃぶしゃぶまであるみたいです。いつかそれで気心知れた仲間達とビールを流し込みたい。それが私のささやかで今日にでも叶えたい夢の一つです。まぁ要予約だから今日は叶えられないんですけども。

 

 

 

 

 

2位:UNDERTALE Orchestra Concert Tour
in Fukuoka by JAGMO

ふぃえログ 4.8

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第2位は食以外からのランクイン。

始まりはインディーズのユニークなRPGとして、そして約5年経った今は最早私が語るまでも無い程の人気と知名度を以って全世界にその名を轟かせているゲーム"UNDERTALE"その全国コンサートでした。

そんなUNDERTALEを語る時に外せない三大要素が魅力的なキャラクター・メタ要素満載のストーリー・そして作中の様々な場面を彩るその素晴らしい音楽達です。

楽曲に関しては作者であるToby Foxがその殆どを単独で制作したとの事ですが、登場キャラやロケーションに散りばめられたモチーフを基にしたアレンジの技巧センスには脱帽せざるを得ません。それでいて音楽的なアプローチに関しては独学というのだからまた驚き。どこまで才能がある人なんだこの人は。

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このコンサートは日本初のゲーム音楽専門のプロ交響楽団"JAGMO"による全国6ヶ所で開催されたツアーで、都市部のチケットは即完売し東京では追加公演まで組み込まれた程とか。物販もコンサート音源のサントラとか完売してましたしアンテとこの楽団の人気振りが窺えます。

そして去年の2月と言えば全世界的にコロナの報道が盛んになっていた時期。私も「これは良くても延期だろうな」と半ば諦めかけていましたがギリギリの日程で何とか延期や中止等無く公演されました。これには自分の持ち前の運の良さに右腕を突き上げた記憶があります。

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曲目も各公演で異なる3つのスケジュールで組まれており、福岡公演は外伝作品である"DELTARUNE"の曲が多めのスケジュールでした。どのスケジュールもツアー専用のページでセトリも確認出来る親切仕様で有難い。このページも細部まで結構凝った作りで(↑のようなチケット情報とかも)スタッフの作品に対する愛を感じました。

SSSとSS席で料金100円しか変わらなかった(SSSは即完売して取れなかったのでSS席でした)けど結局席だけの違いだったのか何か特典があったのかは不明。気になる。

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(UNDERTALE 生誕5周年コンサートより)

肝心のコンサートについてはスクリーンに映し出されるゲーム画面に生音を合わせるスタイル。

本来は8bitやPSG音源の全盛期、FCやSFCど真ん中世代の方に耳馴染みあるレトロな音源による懐かしくも新しい曲が多いアンテの曲達ですが、それをミルクレープばりに重厚なフルオケのサラウンドで体験した時、特に好きだった曲を聴いた時の感動と来たらもう。ただ泣く事しか出来ませんでした。

 

https://youtu.be/308I91ljCWg

 

これに関しては最早言葉で語るよりかは実際に聴いていただくのが一番だと思いますので、生誕5周年コンサートの動画を貼っておきますので是非是非ご覧下さい!!(本編のネタバレもあるので注意)

少しでも興味が湧いた方は是非UNDERTALE、プレーしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

1位:劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ふぃえログ 5.0

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2020年ふぃえログ大賞1位も食以外から、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。

ふぃえログ初の5.0で御座います。

こんなブログタイトルで3部構成にまでして引っ張って最後にこう書くのは自分でもどうかとは思うのですが、この作品の内容に関しては正直もう語る事があまり無いです

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このアニメの為にNetflixに加入し世界観と物語に一気に惹き込まれて全話見終わった翌日にはもう映画館に足を運んでいました。

(奇しくも劇場版鬼滅の刃の上映直前でした)

そして映画館から出ていつも通りにツイートをしましたが、最早言葉が出てきませんでした。

 

それくらいに完成されていて、これ以上無い大団円を迎えて終わりました。

私の中でこれ以上ない終わり方をした。それ以外に言う事は無い、と思いました。

 

勿論感動しました。

泣きました。

本当に良かった。

本当に本当に、良かった。

それがきっと私は嬉しかったんだと思います。

 

この充足感を他に表現する術が無くて、

なので僭越ながらふぃえログ5.0を点けさせていただいた次第で御座います。

作品に纏わる全ての方々に、感謝。

以上。

 

 

 

 

 

最後にふぃえログワーストを発表してふぃえログ大賞授賞式を締めさせていただきます。

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では

 

 

2020 ふぃえログ大賞(中編)

前編はこちら2020 ふぃえログ大賞(前編) - 風営法対象外プレイヤー

 

 

 

明けましておめでとうございます。

本年も当ブログ"風営法対象外プレイヤー"をどうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

それでは早速7位からの発表です。

 

 

 

 

 

 

7位:麺や兼虎(辛辛つけ麺)

ふぃえログ 4.60

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ふぃえログ4.6代の先陣を飾るのは前回8位の夢を語れに続けてこちら。天神中心部大手雑貨店の裏路地、時には大通りに至るまで常に行列を作っている大人気つけ麺屋"麺や 兼虎"です。

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私も大分に居ながら啜る音が聞こえてくるくらいに様々な方にその旨さ濃厚さたるやと感想を聞かせてもらいましたし、その人気は最早「博多で麺を食べるなら」というありがちな観光客の悩みに対する一つのソリューションにまで登り詰めていると言っても過言では無いかもしれませんしあるかもしれません。

そんな麺や兼虎は、寿がきやカップ麺や袋麺でも人気を博しているあの"辛辛魚らーめん"で有名な東京"麺処 井の庄"で修行した店主さんが独立して出したお店です。

本家から引き継いだ看板メニュー"辛辛魚ラーメン"や"辛辛つけ麺"を筆頭に、辛さの苦手な方や本来の濃厚ダレを味わいたい方向けに"濃厚つけ麺"や"油そば"も有ります。

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初見で頼んだのは辛辛つけ麺辛さ控えめの大盛り。これで控えめ・・・?とつけダレの赤の占める割合に生唾を飲みながらおそるおそる一口。

(んー!んっま!!あー結構・・・辛っ!!

まずもってこの鶏豚骨野菜魚介の旨味がまさに渾然一体としている濃厚つけダレと魚粉の強い香りが先に嗅覚を通して脳内報酬系を激しくノックし、次いで啜った時のこの中太麺のツルコシの喉越しと噛んだ時のモチモチによく絡む濃厚ダレのコンビネーションで扉を爆破。

乾いた生活により長く囚われて枯渇していたドーパミンとβエンドルフィンをその圧倒的な美味さで刺激解放し、ジャンジャンバリバリと溢れ出る多幸感と快楽の波はまるで脳内麻薬のクレイジージャックポット

そして最後にジワっと、しかし着実に値を蓄積してくるのが"辛辛"の部分。個人差はあれど辛さ控えめにしても結構遊びの少ない辛さに感じました。が、この辛さこそ上記の"やめられない"を加速させる大きな要素でもあるんですね。止まらぬ汗に止まらぬ箸。旨味が辛さを辛さが旨味をそれぞれ負けじと引き立てる。これぞシナジー

計算された一杯に、約束された勝利は宿る。

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はっ!と気付いた時には麺も消え、割スープで完飲してました。BBQ PIT BOYSよろしく両手で万感の思いで👍グッ

───数時間後には大腸からクレームの内線がバンバン掛かってきたんで「だって美味かったんやもん!しょうがねぇやん」と腹を押さえながら赤玉飲みました。

 

 

 

 

 

6位:ひかりのたまご(グランメールチキン)

ふぃえログ 4.62

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続いては大分市光吉、高速道路の高架下沿いにあるこちらの洋食屋さん。

一見分かりづらい場所に決して広く無い店内、しかし土日ともなれば駐車場に停められない"0回戦負け"を喰らう事も多々あり、順番待ちで渡されるブザーが鳴るのを車内で今か今かと待ち侘びるその時間すら愛おしく思える程に地元民に愛される人気店です。

元は大分市美術館に"レストランひかり"という洋食屋がありこちらも人気店だったそうですが惜しまれつつも閉店する事になり、その際にひかりのスタッフさんが立ち上げたのがこちらの"ひかりのたまご"だそうです。

そしてこの"グランメールチキン"はレストランひかり時代から愛され続ける看板メニューであり、その味を正統に引き継がれた現在でも不動の人気ナンバーワンメニューなのです。

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見てくださいよこれ・・・いやもうメニュー考案した方に対する感謝が止まらない。最早王者の貫禄すら感じるこの佇まい。押忍洋食番長。完全勝利。

大振りの柔らかジューシーなモモのチキンカツに溢れんばかりの特製デミソースととろけるチーズ。このデミソースが一般的なそれと比べて甘め且つコクが深く濃厚でまた美味いんだこれが!!

画像ではわかりませんがチキンの下にフライドポテトとスパゲッティの付け合わせが隠れんぼしており、それらで余ったソースを最後まで楽しめるという親切な組み合わせ。

ふぃえログで「銀河系で2番目に美味いチキンカツ料理」と評させていただきましたがその後何度か来店して1番美味いチキンカツ料理と訂正させていただきました。

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他にもこのソースを用いたハンバーグ、オムライスや海老フライチキン南蛮等のメニューもありランチには更にお得な日替わりメニューも完備。お値段も漏れなくリーズナブル(グランメールチキンはライスサラダ付きライス大盛り無料で1000円でお釣りが出ます)。

接客も丁寧で言う事なし!!と締めたいところなんですが、やはり人気店が故に並びや待ち時間が結構かかる事が多いのがネック。また昨今の情勢もあり定休以外に不定休もあるので要注意。確実にいきたいなら開店ダッシュをオススメします。

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テイクアウトメニューもあります。こちらも事前連絡で頼んでおいた方が無難。

 

 

 

 

 

5位:おおいた和牛ダイニングIMAGIN(おおいた和牛のりゅうきゅう丼)

ふぃえログ 4.64

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まず初めにお詫びを。

私の手違いというか勘違いでふぃえログベスト10を選出した際に誤って2019年のものをカウントしてしまっていた事が発覚しました(それがこの和牛りゅうきゅう丼でした)。

2020年度も何度か足を運びこの丼も食べてはいたのですが改めてふぃえログを付けていませんでした。なので4.5を付けたメニューを繰り上がりでランキング入りさせようかとも迷いましたが、

2019年にも4.6付けてるし、レタス食べてるし、体にいいものを食べてるよ

という訳(?)で前年度査定のまま今年度も選出させていただきました。

適当というか忖度感ありますが美味いのは間違い無いので許して下さい🙇‍♂️

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こちらは大分市の歓楽街都町にある"にくの蔵 焼肉銀山亭"という高級焼肉屋の新業態として、駅前アーケードのセントポルタ内に出来た「オーパ」という食をメインとしたショッピングモールの4Fに出店されたお店です。

元の店が高級路線である為こちらも店内を黒と赤を基調としたオシャレで高級感のある造りにしており、店の前には著名人のサインや高そうな肉の塊、謎の甲冑が飾られたりされているので迷う事は無いでしょう(気になる方はGoogleで該当店の画像欄をチェックしてみてください)。

そのオーパの開店当初、出店しているお店10店舗がスペシャルメニューを作ってゲストのギャル曽根に食べてもらいナンバーワンを決定してもらうという宣伝イベントがあり、その中で見事1位を獲得したのがこの和牛りゅうきゅう丼でした。

私も垂れ流していた夕方の地元ニュースでその様子を見て一目惚れ、まさに運命の出会いでした。

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料金は約2000円と決して安くは無いのですが、

特徴的な赤い球体を模した容器には上からカクテキ、りゅうきゅう、ご飯と段々にセッティングされており別に汁物として牛吸いも付いてくるという中々にお得なセットです。またこの牛吸いが牛の出汁がよく出てて美味いんだ。

りゅうきゅうは既にタレがかかっているので、薬味や卵黄と共にかき混ぜてタレを絡めて、それをご飯に乗せて食べるスタイルとなります(映えを意識するなら薬味を一旦どけて混ぜた後にあしらえると👍)

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本来は漁師飯として庶民に愛される郷土飯であるりゅうきゅう丼、その"魚"の部分を"牛肉"に変えただけでこうも背徳感と高級感溢れる代物になるのか・・・

何というかチョイスが悪い気もするんですが私がこの丼に対面した時に頭に浮かんだ君の名は"脱法丼"でした。

さて、オンザライスの後は即かき込みたくなるものですがどうかその手を抑えて肉を満遍なく薄く広げてしばし待ってみてください。

ご覧の様にサシが入りまくりな為、ご飯の熱で少しずつ脂が溶けていくんですね。その脂で米がコーティングされるので更に破壊力バツ牛ン🐂な丼に生まれ変わる訳です。

なので着丼したら早めにセッティングしてオンザライスして、その後は目を閉じ呼吸を整えしばし瞑想等で気持ちを作るのが良いでしょう。但し作り過ぎて時既に時間切れにならない様には注意して下さい。

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勿論通常の焼肉や単品メニューも充実していますがやはり少しお高めな為お得なランチメニューをオススメします。

ホットペッパー等でネット予約も可能なので土日であれば予約して行くのが無難です(料理提供にかなり待たされる場合もあるので)。

和牛りゅうきゅう丼は品切れで無い限り昼夜どちらも提供されてますので御安心ください。

 

 

 

 

 

4位:天外天(ラーメン)

ふぃえログ 4.68

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ふぃえログ4.6台最後にして麺系のトップを飾ったのは熊本県の大人気ラーメン屋"天外天"です。

同じ熊本のド濃厚豚骨ゲレンデのごたる背脂で数多の人々を圧倒し虜にする"文龍"は今回惜しくもランク入りを逃しましたがこちらも4.5を叩き出し熊本に行けば必ず食べて帰る名店。

しかしやはり天外天には敵わない。

ラーメンとしての"完成度"で見ると、未だにこれ以上の1杯とは出会えていません。

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こちら本店は銀座通りから北に伸びるアーケードを一本横に逸れた安政町にあります。公園と大きめなパーキングが目印。

夜間営業のみで飲みの後の〆に適した立地と県外勢からの認知度の高さ故か、かなりの行列が発生していました。(2019年初来店時の画像

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特徴としては何と言っても器にこれでもか!と親の仇の如く散りばめられたニンニクチップ。スープを蓮華で掬うとこのニンニクの香ばしい香りがぶわっと立ち非常に食欲をそそります。

スープも透明な見た目とは裏腹に塩見が効いてガツンと来る濃厚な豚骨。かといってトゲトゲしさは無くまろやかな口当たり。それが白い細麺に絡み箸が悔しいっ!けど止まらない!!事請け合い。

しかし初見で何よりも感動したのが"どんなに忙しい中でもしっかりと笑顔で接客をされ、店員さん一人一人がキチンと役割分担をしてラーメン1杯おにぎり1つに至るまで丁寧に作っていた"見事な連携プレーと確かな手際の良さに見惚れるようなその調理場の光景でした。

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(この時私が食べたラーメンも縁に跳ねたスープや汚れベタつきも無く、おにぎりの海苔も綺麗に巻かれていました)

基本且つ簡単に思えてそれを実行し続ける事がどれ程難しい事かは、飲食店で働いた経験がある方は理解出来るのではないでしょうか。

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そんな大人気な天外天にも待望の2号店がなんと熊本駅構内にオープン。ネックだった夜のみ営業と行列にも昼夜営業でしっかり分散させニーズにも応えていくのは流石。

こちらの方がキャパシティが多く長時間営業されているので(熊本駅新幹線口の方から行けば店の場所もわかりやすい)混雑を避けたい方は駅店のピークより少しずらした時間を狙うと良いかもしれません。

 

もちろん本店もオススメです!!

 

 

 

 

 

さて、次回はいよいよ3位〜1位までの発表と、ワーストの方も発表致します。

 

 

 

では