風営法対象外プレイヤー

徒然なるままに @fies6928

2020 ふぃえログ大賞(中編)

前編はこちら2020 ふぃえログ大賞(前編) - 風営法対象外プレイヤー

 

 

 

明けましておめでとうございます。

本年も当ブログ"風営法対象外プレイヤー"をどうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

それでは早速7位からの発表です。

 

 

 

 

 

 

7位:麺や兼虎(辛辛つけ麺)

ふぃえログ 4.60

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ふぃえログ4.6代の先陣を飾るのは前回8位の夢を語れに続けてこちら。天神中心部大手雑貨店の裏路地、時には大通りに至るまで常に行列を作っている大人気つけ麺屋"麺や 兼虎"です。

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私も大分に居ながら啜る音が聞こえてくるくらいに様々な方にその旨さ濃厚さたるやと感想を聞かせてもらいましたし、その人気は最早「博多で麺を食べるなら」というありがちな観光客の悩みに対する一つのソリューションにまで登り詰めていると言っても過言では無いかもしれませんしあるかもしれません。

そんな麺や兼虎は、寿がきやカップ麺や袋麺でも人気を博しているあの"辛辛魚らーめん"で有名な東京"麺処 井の庄"で修行した店主さんが独立して出したお店です。

本家から引き継いだ看板メニュー"辛辛魚ラーメン"や"辛辛つけ麺"を筆頭に、辛さの苦手な方や本来の濃厚ダレを味わいたい方向けに"濃厚つけ麺"や"油そば"も有ります。

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初見で頼んだのは辛辛つけ麺辛さ控えめの大盛り。これで控えめ・・・?とつけダレの赤の占める割合に生唾を飲みながらおそるおそる一口。

(んー!んっま!!あー結構・・・辛っ!!

まずもってこの鶏豚骨野菜魚介の旨味がまさに渾然一体としている濃厚つけダレと魚粉の強い香りが先に嗅覚を通して脳内報酬系を激しくノックし、次いで啜った時のこの中太麺のツルコシの喉越しと噛んだ時のモチモチによく絡む濃厚ダレのコンビネーションで扉を爆破。

乾いた生活により長く囚われて枯渇していたドーパミンとβエンドルフィンをその圧倒的な美味さで刺激解放し、ジャンジャンバリバリと溢れ出る多幸感と快楽の波はまるで脳内麻薬のクレイジージャックポット

そして最後にジワっと、しかし着実に値を蓄積してくるのが"辛辛"の部分。個人差はあれど辛さ控えめにしても結構遊びの少ない辛さに感じました。が、この辛さこそ上記の"やめられない"を加速させる大きな要素でもあるんですね。止まらぬ汗に止まらぬ箸。旨味が辛さを辛さが旨味をそれぞれ負けじと引き立てる。これぞシナジー

計算された一杯に、約束された勝利は宿る。

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はっ!と気付いた時には麺も消え、割スープで完飲してました。BBQ PIT BOYSよろしく両手で万感の思いで👍グッ

───数時間後には大腸からクレームの内線がバンバン掛かってきたんで「だって美味かったんやもん!しょうがねぇやん」と腹を押さえながら赤玉飲みました。

 

 

 

 

 

6位:ひかりのたまご(グランメールチキン)

ふぃえログ 4.62

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続いては大分市光吉、高速道路の高架下沿いにあるこちらの洋食屋さん。

一見分かりづらい場所に決して広く無い店内、しかし土日ともなれば駐車場に停められない"0回戦負け"を喰らう事も多々あり、順番待ちで渡されるブザーが鳴るのを車内で今か今かと待ち侘びるその時間すら愛おしく思える程に地元民に愛される人気店です。

元は大分市美術館に"レストランひかり"という洋食屋がありこちらも人気店だったそうですが惜しまれつつも閉店する事になり、その際にひかりのスタッフさんが立ち上げたのがこちらの"ひかりのたまご"だそうです。

そしてこの"グランメールチキン"はレストランひかり時代から愛され続ける看板メニューであり、その味を正統に引き継がれた現在でも不動の人気ナンバーワンメニューなのです。

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見てくださいよこれ・・・いやもうメニュー考案した方に対する感謝が止まらない。最早王者の貫禄すら感じるこの佇まい。押忍洋食番長。完全勝利。

大振りの柔らかジューシーなモモのチキンカツに溢れんばかりの特製デミソースととろけるチーズ。このデミソースが一般的なそれと比べて甘め且つコクが深く濃厚でまた美味いんだこれが!!

画像ではわかりませんがチキンの下にフライドポテトとスパゲッティの付け合わせが隠れんぼしており、それらで余ったソースを最後まで楽しめるという親切な組み合わせ。

ふぃえログで「銀河系で2番目に美味いチキンカツ料理」と評させていただきましたがその後何度か来店して1番美味いチキンカツ料理と訂正させていただきました。

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他にもこのソースを用いたハンバーグ、オムライスや海老フライチキン南蛮等のメニューもありランチには更にお得な日替わりメニューも完備。お値段も漏れなくリーズナブル(グランメールチキンはライスサラダ付きライス大盛り無料で1000円でお釣りが出ます)。

接客も丁寧で言う事なし!!と締めたいところなんですが、やはり人気店が故に並びや待ち時間が結構かかる事が多いのがネック。また昨今の情勢もあり定休以外に不定休もあるので要注意。確実にいきたいなら開店ダッシュをオススメします。

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テイクアウトメニューもあります。こちらも事前連絡で頼んでおいた方が無難。

 

 

 

 

 

5位:おおいた和牛ダイニングIMAGIN(おおいた和牛のりゅうきゅう丼)

ふぃえログ 4.64

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まず初めにお詫びを。

私の手違いというか勘違いでふぃえログベスト10を選出した際に誤って2019年のものをカウントしてしまっていた事が発覚しました(それがこの和牛りゅうきゅう丼でした)。

2020年度も何度か足を運びこの丼も食べてはいたのですが改めてふぃえログを付けていませんでした。なので4.5を付けたメニューを繰り上がりでランキング入りさせようかとも迷いましたが、

2019年にも4.6付けてるし、レタス食べてるし、体にいいものを食べてるよ

という訳(?)で前年度査定のまま今年度も選出させていただきました。

適当というか忖度感ありますが美味いのは間違い無いので許して下さい🙇‍♂️

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こちらは大分市の歓楽街都町にある"にくの蔵 焼肉銀山亭"という高級焼肉屋の新業態として、駅前アーケードのセントポルタ内に出来た「オーパ」という食をメインとしたショッピングモールの4Fに出店されたお店です。

元の店が高級路線である為こちらも店内を黒と赤を基調としたオシャレで高級感のある造りにしており、店の前には著名人のサインや高そうな肉の塊、謎の甲冑が飾られたりされているので迷う事は無いでしょう(気になる方はGoogleで該当店の画像欄をチェックしてみてください)。

そのオーパの開店当初、出店しているお店10店舗がスペシャルメニューを作ってゲストのギャル曽根に食べてもらいナンバーワンを決定してもらうという宣伝イベントがあり、その中で見事1位を獲得したのがこの和牛りゅうきゅう丼でした。

私も垂れ流していた夕方の地元ニュースでその様子を見て一目惚れ、まさに運命の出会いでした。

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料金は約2000円と決して安くは無いのですが、

特徴的な赤い球体を模した容器には上からカクテキ、りゅうきゅう、ご飯と段々にセッティングされており別に汁物として牛吸いも付いてくるという中々にお得なセットです。またこの牛吸いが牛の出汁がよく出てて美味いんだ。

りゅうきゅうは既にタレがかかっているので、薬味や卵黄と共にかき混ぜてタレを絡めて、それをご飯に乗せて食べるスタイルとなります(映えを意識するなら薬味を一旦どけて混ぜた後にあしらえると👍)

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本来は漁師飯として庶民に愛される郷土飯であるりゅうきゅう丼、その"魚"の部分を"牛肉"に変えただけでこうも背徳感と高級感溢れる代物になるのか・・・

何というかチョイスが悪い気もするんですが私がこの丼に対面した時に頭に浮かんだ君の名は"脱法丼"でした。

さて、オンザライスの後は即かき込みたくなるものですがどうかその手を抑えて肉を満遍なく薄く広げてしばし待ってみてください。

ご覧の様にサシが入りまくりな為、ご飯の熱で少しずつ脂が溶けていくんですね。その脂で米がコーティングされるので更に破壊力バツ牛ン🐂な丼に生まれ変わる訳です。

なので着丼したら早めにセッティングしてオンザライスして、その後は目を閉じ呼吸を整えしばし瞑想等で気持ちを作るのが良いでしょう。但し作り過ぎて時既に時間切れにならない様には注意して下さい。

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勿論通常の焼肉や単品メニューも充実していますがやはり少しお高めな為お得なランチメニューをオススメします。

ホットペッパー等でネット予約も可能なので土日であれば予約して行くのが無難です(料理提供にかなり待たされる場合もあるので)。

和牛りゅうきゅう丼は品切れで無い限り昼夜どちらも提供されてますので御安心ください。

 

 

 

 

 

4位:天外天(ラーメン)

ふぃえログ 4.68

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ふぃえログ4.6台最後にして麺系のトップを飾ったのは熊本県の大人気ラーメン屋"天外天"です。

同じ熊本のド濃厚豚骨ゲレンデのごたる背脂で数多の人々を圧倒し虜にする"文龍"は今回惜しくもランク入りを逃しましたがこちらも4.5を叩き出し熊本に行けば必ず食べて帰る名店。

しかしやはり天外天には敵わない。

ラーメンとしての"完成度"で見ると、未だにこれ以上の1杯とは出会えていません。

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こちら本店は銀座通りから北に伸びるアーケードを一本横に逸れた安政町にあります。公園と大きめなパーキングが目印。

夜間営業のみで飲みの後の〆に適した立地と県外勢からの認知度の高さ故か、かなりの行列が発生していました。(2019年初来店時の画像

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特徴としては何と言っても器にこれでもか!と親の仇の如く散りばめられたニンニクチップ。スープを蓮華で掬うとこのニンニクの香ばしい香りがぶわっと立ち非常に食欲をそそります。

スープも透明な見た目とは裏腹に塩見が効いてガツンと来る濃厚な豚骨。かといってトゲトゲしさは無くまろやかな口当たり。それが白い細麺に絡み箸が悔しいっ!けど止まらない!!事請け合い。

しかし初見で何よりも感動したのが"どんなに忙しい中でもしっかりと笑顔で接客をされ、店員さん一人一人がキチンと役割分担をしてラーメン1杯おにぎり1つに至るまで丁寧に作っていた"見事な連携プレーと確かな手際の良さに見惚れるようなその調理場の光景でした。

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(この時私が食べたラーメンも縁に跳ねたスープや汚れベタつきも無く、おにぎりの海苔も綺麗に巻かれていました)

基本且つ簡単に思えてそれを実行し続ける事がどれ程難しい事かは、飲食店で働いた経験がある方は理解出来るのではないでしょうか。

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そんな大人気な天外天にも待望の2号店がなんと熊本駅構内にオープン。ネックだった夜のみ営業と行列にも昼夜営業でしっかり分散させニーズにも応えていくのは流石。

こちらの方がキャパシティが多く長時間営業されているので(熊本駅新幹線口の方から行けば店の場所もわかりやすい)混雑を避けたい方は駅店のピークより少しずらした時間を狙うと良いかもしれません。

 

もちろん本店もオススメです!!

 

 

 

 

 

さて、次回はいよいよ3位〜1位までの発表と、ワーストの方も発表致します。

 

 

 

では